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海と野菜のまちより~心に響くヘアサロン~「美容室クルー」

美容師をやめたい、と思う人の結末。

      2017/12/21

〈はじめに〉
キレイごとを並べて若者を励ますのは簡単です。
ただ、少なからず美容師というものを知り、業界の現状を、将来性を危惧している者としては、他人を不用意に励ますことは重大なリスクを与えることになる可能性があることも承知しています。
美容師をやめる事も、やめない事も、どちらも勧めるつもりはございません、ただひとつだけお願いすることがあります。
後ろは振り返らず、完全なる自分の意志で選び続ける”勇気”を持ってください。

 

 

 

 

 

「もう、美容師辞めたい・・・」

 

 

 

そう思った時、まずは注意することがあります

それはいま、自分が冷静かどうかです。

 

感情を利用するのはかまいませんが、感情的になったままの行動には後悔がつきものです。

 

 

いまいちど深呼吸をし、自問自答してみましょう。

 

 

 

いつからやめたいと思った?

 

・今日はじめて思った

・数か月前から思っている

・2年も前から

・最初から

 

 

 

ホントにやめたい?

 

・今すぐやめたい

・結婚したらやめたい

・なんとなくやりたくない

・「やめる」と言いたいだけ

 

 

 

どうしてやめたい?

 

・手荒れや腰痛がつらい

・人間関係がクズ

・上司がありえない

・時間や休日を増やしたい

・給料が少なすぎる

・思い描いていた感じとは違う

・自分には合わない

・やりがいを見つけられない

・将来に希望が持てない

・飽きた

 

 

 

 

大切なのは自分で選ぶということ、

 

身近な人に、自分で選んでいると思わされている場合もよくあります。

 

 

 

 

そして、

 

 

いったいなぜ、

 

 

美容師になったのか?

 

 

 

 

また、なりたいのか?

 

 

 

 

はたまた、

 

 

 

 

なぜこれまで続けてきたのか?

 

 

 

 

もういちど、整理してみてください。

 

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・ 。

 

 

 

 

 

 

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。

 

 

 

 

 

 

 

2年続けて来たことも、

 

 

 

10年続けて来たことも、

 

 

 

せっかくスタイリストになれたことも、

 

 

 

やっと給料が上がったことも、

 

 

 

お客さんから指名されるようになったことも、、、、

 

 

 

 

 

 

 

どうせ、たいしたことじゃありません。

 

 

「もうやめたい」そう思っているならば、

 

 

ホントはもうどうでもいい、

 

 

 

その程度のことなんです。

 

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

あなたひとりやめたところで誰も困りません、

 

 

 

むしろ空きができてすぐ次の人が活躍できます。

 

 

 

職場をやめ、まちでお客さんに会った時こう言われるでしょう、

 

「あなたがいなくてホント困ってるの。」

 

 

 

 

美容師をやめると言った時、まわりの人たちにこう言われるでしょう、

 

「なんで?もったいないよ、センスあるんだから続けなよ」

 

 

 

 

 

・・・・全部社交辞令です。

 

 

 

お客さんは別の美容師に髪を切ってもらい、

 

 

やめた店ではスタッフを募集すればいいだけです。

 

 

 

なんせ美容室だらけですから。

 

 

 

 

 

 

・・・どうでしょう?

 

 

 

ここまで言われて、もしもくやしさを感じなければ今後やる気を見い出すことはほんとに難しいかも知れません。

 

 

また、必要とされないことに落胆するようでもやはり長続きはしません。

 

 

自分が必要とされているかどうかではなく、そんなものお構いなしに、自分がただひたすら続けたいと思えるぐらい好きでないと「いくらでも代わりのいる美容師」のままなんです。

 

 

 

美容師としての価値は、あると言えるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

原因論では前にすすめません、

 

大切なことを言います。

 

 

 

 

今日まであったことを全て忘れ、明日から何がしたいのか?

 

美容師であるない関係なしに、何がしたいのか?

 

それは美容師じゃなくても、できることなんじゃないか?

 

何になりたいかではなく、自分は何がしたいのか?

 

 

 

 

 

「自分の本当にしたいこと」

 

 

 

今、やめたいと考えているアナタはこれを見つける必要があります。

 

 

もしこのまま辞めるのであれば自分のやりたい事のヒントを必ず見つけてからにしてください。

 

 

もしも考え直し、美容師を続けるのであれば、「自分の武器」を持つことです、

どんな小さな、どんな特殊な武器でも、他者と勝負するための武器が必要です、

ヘタクソでも、技術だけに限らず、他者がマネできないようなスキル、それが”最低限”必要だということ。

 

 

 

 

 

 

「やる」

 

 

「やらない」

 

 

他人に促されることなく、

 

消去法で考えるのでもなく、

 

いずれを選ぶとしても”自分の意志である”ということが次につながる大きな要因となります。

 

 

また、自分を見失わないためにも、、新しい目標を見つけるためにも、自分を俯瞰してみることも大切です。

 

 

 

 

美容師をやめたいと思うひとの結末、

 

それは・・・

 

 

・新しい気づきを得て未来へと向かう人間となるのか

 

それとも

 

・過去に縛られ人間らしさを見失ったまま生きるのか

 

 

 

けっして大げさではなく、それはチャンスでもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

さぁて、

 

人生で最も貴重な「時間」はどんどん過ぎてくよ、

 

悩んでいるヒマなんてないはず、

 

どうせ考える頭も無いのなら、、、

 

とりあえず行動しなっ!!!

 

 

 

 

<おわりに>
読んで下さってありがとうございました。
昨今、SNS等では理・美容師による勉強会やセミナー受講などの”頑張ってますアピール”、顧客を巻き込んでのブログ投稿、ポジティブな、肯定的な、耳障りのよい文言や楽しそうな画像の記事が多く目につきます。裏を返せば、それだけ必死の販促をする必要があり、疲弊していることを自ら紛らわすかのような振る舞いにも感じます。このカオス的な状況を一体どう乗り切るのか?逆境力としてどう変換させていくことができるのか?美容師たちの有り方を変えるチャンスとなり得るのか? 次の世代の人たちに希望をあたえるためにも、まずは人間性を深め、社会的地位を回復させてゆくことを、私は目指したいと思っています。

 

 

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 - 美容師をやめたい、と思う人の結末。