『髪の傷むことランキング トップ10』

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髪の毛は一度傷んでしまうと治癒する事はありません、二年、三年と良い関係を続けていくためにも、自分の髪の毛の良き理解者となるためにも、知っておいた方がよいことがあります。

 

 

髪の傷むことランキング

 

それではさっそく、10位からの発表です!!

 

 

 

10雑な扱い

※自分の髪って意外と気を遣いませんよね

櫛でとかすときも、しばる時も、途中でひっかかったら1度櫛を抜いて、ちょっとずつとかして下さい

枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。

 

 

生乾き(なまがわき)で就寝

※水に濡れ、膨潤しているときの髪は、乾いている時の半分の強度になります。

水素結合がしっかりと成されていない濡れた髪は弱く、頭の重さと寝返りで擦れ、部分的に傷んでしまいます。根元が傷んでしまうという方は注意してみてください

また風邪もひいてしまいますし、枕にも雑菌が繁殖しやすいので匂いや頭皮トラブルの原因にもなりうるので、ちゃんと乾かしてからお休みになって下さい

 

 

紫外線

※髪も皮膚と同様で紫外線で傷んでしまいます。

日本人の髪の色は暗く、光を吸収しやすいので、長時間紫外線を浴びることは絶対に髪に良くありません

 

 

サロントリートメント

「薬剤から髪を守りながら」とか「今日は髪に負担がかかったからこのあとトリートメントもしましょうね」などと言って、担当美容師によく勧められるツルツル、ツヤツヤの強い被膜タイプのトリートメントです。

手触りだけ良くなりますが、実はさらに髪を傷めています

詳しいことはここでは省きますが、特にパーマやカラー、縮毛矯正などの直接に施すことだけは避けましょう

画像やネーミング、自信たっぷりの説明に惑わされず、「被膜タイプですか?」ということだけ確認してみて下さい

ツルツル・テカテカ髪が傷むよ~♪

トリートメントは髪を傷めます
(ドS美容師ブログ)

 

 

海水/プール

※海水も、塩素消毒してあるプールの水も、アルカリ性です、もちろん頻度にもよりますがサーファーの方や、まだ髪の細い子どもがスイミングに通う場合、どうしても髪は傷んでしまいますよね

子どもの髪でも、毛先にトリートメントをつけドライヤーでやさしく乾かしてあげて下さい

アルカリ性に傾いてしまった髪を弱酸性に戻すホームケア用の薬剤なども効果的です

 

 

コテ/アイロン

※熱に対しての耐性も個人差がありますが、ご自分で行う場合にも温度調整のある器具を使用して下さい

どんなに丈夫そうな髪でも最高温度は160°Cまでを推奨します
ヘアアイロンも200℃まで上げることもできるものはありますが、自動車のスピードメーターの表示同様(max180km)に、最大まで性能がを発揮させようとしてはいけません、人間も機械も余力を残して活動させることが大切です。

正しい方法を理解し、できるだけ低い温度で効果を出し、毎日の使用はできるだけ避けるようにして下さい。

 

 

ホームカラー

※ドラックストアなどで薬剤を購入し、自分で染める事です。

薬剤が強いうえに、既に染めてある部分にも繰り返し塗ってしまいがちなために、毛先の方に向かうにつれ、ダメージ大となります。

(関連記事)→「ホームカラーをする時の心得」

 

 

パーマ類

※細いロッドで巻くスパイラルパーマやハリガネパーマ、昔なつかしPUFFYでおなじみのワッフルパーマやツイストパーマその他、いわゆるハードパーマは髪をすごく傷めます。

致命的なダメージとなる理由の多くは美容師の失敗です。

デジタルパーマの失敗や強めのパーマ液を使った時の失敗など、ケースは様々ですが、強い薬剤を使用するさいのリスクは当然少なくはありません。パーマをかけたあとの髪の状態、また次にやりたい髪型などの相談も考慮し、事前のカウンセリングを慎重に行いましょう。

 

 

ブリーチ

※メラニン色素を破壊することだけを目的とし、脱色する力を抑制しない薬剤です。

ブリーチしてから日に日に傷んでいくこともご存知だと思いますが、幸いなのは「ブリーチは髪にも頭皮にもすごく悪い」ということが一般的に浸透していることです。

場合によって断毛し、頭皮の炎症も、完治しない場合もあります。

 

 

縮毛矯正

※縮毛矯正をやられている方はゴメンナサイ

見た目では分かりづらい、特殊な髪になることをご承知下さい

ですので手入れを怠ったり、ブリーチの様な極端に明るい色に染めたり、デジタルパーやハードなパーマをしなければ、比較的長い期間の効果を保つことができます。

また、絶対にあってはいけないのが、薬剤による致命的なミス、つまり美容師による失敗です。

ブリーチも危険ですが、縮毛矯正の方が見極めが難しい分リスクは高くなります

安価な店の施術に対する精度はおのずと低くなります、薬剤を充分に効かせていない、つまり髪への負担が少なくなる失敗ならばまだ良いのですが、過剰に薬を効かせ、髪の内部の結合を破壊しタンパク変性させた髪は二度と元へは戻りません。

<縮毛矯正されるば場合には、ぜひとも信頼のできるお店、美容師に行ってもらってください>

 

 

1位 縮毛矯正

2位 ブリーチ

3位 強めのパーマ

4位 ホームカラー

5位 コテ/アイロン

6位 海水/プール

サロントリートメント

8位 紫外線

9位 生乾きで就寝

10位 雑な扱い

 

 

 

以上、一美容師としての見解ですが、実際にはケースバイケース、そしていくつもの要素が重なり、髪に影響を及ぼしています。

 

 

また、髪に悪いとわかっていても、習慣化している行動は、なかなか変えられるものでもありません。

 

 

神経質になる必要はありませんが、普段のケアは効果的です、少しづつ意識してみて下さい。

 

 

そしてなんと言っても、髪を大きくいためつける要因はパーマやカラー、矯正など、美容師である私たちが行う施術がほとんどです

減点法で考える髪のダメージ、大切な髪に加工を施すときは、最小限の負担で、最大限の効果を得るようにすることを、これからも目指していきたいと思います。

 

 

 

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