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どうも、
向かう 後ろ と書いて
向後(コウゴ)です(^^)
美容室にて、ヘアスタイルをお客さんにチェックしてもらう時にですね、、
「セルフタッチ」と「クロス外し」は、した方がいいんでない?
ってはなしです(^^)
まずはセルフタッチ。
おわかりだとは思いますが、
カットがだいたい終わったとき、鏡で見せるだけではなく、
お客さんにはよ~く触ってもらってチェックをしてもらいましょ(^^♪
その方がお客さんとしては、軽さの感触を確かめられ、気になっていた部分が解消されたことも、その場で確認することができますよね(^^)
スタイリストもそのお客さんの手つきや、髪のあつかい方を少しでも見る事で、スタイリングなどのアドバイスのヒントを得られます。
ただ、その様子を凝視していてはお客さんも思う存分チェックしづらいので、落ちた髪を掃くなり、スタイリング剤を選んでいるフリなどをして、さりげなく見ておくようにします(^^)
言い方もお客さんに合わせると良いですね、
「どうぞ、全体によく触ってみて下さい」
「全体をよく触ってチェックしていただいてもいいですか?」
”全体をよく”という言葉を入れないと遠慮してかたちだけのチェックをされてしまう方もいますので、遠慮しなくていいように少しオーバーな促しをします。
「家に帰ってみて触っていたらココだけもう少し切ってもらいたくて・・・」
なんて、ちゃんと言いに来てくれたお客さん、いなかったでしょうか?
髪に触れない日はないですからね(^^)
続いてクロス(ケープ)外しです。
肩上あたりのレングス(長さ)をチェックするさい、一度クロスとタオルを肩が出るくらいまで下げて見せてあげた方がいいんじゃないでしょうか(^^)
そして普段の姿勢で見てもらう事も大切です。
タオルとクロスを付けていると約2センチ、肩が上に見えます、
冬の場合は服が厚くなりますのでもうすこし上に見えてしまいそうですね。
カウンセリングの時は何もない状態で長さの設定をするので問題ないと思いますが、
クロスをしていると、油断をすれば切っている方もついお客さんと一緒で長く見え、
「じゃあもう少し短くしましょうか?」
「はい!」
という流れになりかねません。
そしてカットが全部終わり、髪をはたいて、スタイリングも終え、クロスとタオルを取ってみたら・・・
い、意外と短いのね、、(;’∀’)
なーんてことに(^^;
まして髪を乾かした時の”上がり”の読み違えたり、お客さんに伝えなかったりすれば”かなり”予定と違う髪型が出来上がってしまうかもしれません。
そりゃ、切ってしまったのは仕方ないのでお客さんも「やっぱり」とは言えません。
自分でも途中で「もうちょっと短くしたい」とも言っています。
(クロスを着ているから感じが違って見えているとき)
とくに肩上のボブスタイルは1センチも違うと効果や印象が変わってきますので、
美容師も、より慎重にカットを進めていくと思われます。
ちょい短くても結果的に良ければいいのですが、そこはやはりプロとして狙った通りに仕上げる技術は必要です。
「自分で触らせたり、いちいちクロスはずしたり、忙しい時なんかそんなこといちいちやってられない!」
と言いたい気持ちもわかります。
でも忙しいときこそ、そういった姿勢は大切です(^^)
そうしたいお客さんもきっと多いと思います。
まだ、お客さんは美容室の中で言いたい事の半分も言ってません。
もっともっとこちらが気がつかないと(^.^)ゞ