「人を好きになれない」
「人を好きになったことがありません」
最初にこんな言葉を聞いたときは衝撃でした
もちろん強いトラウマになるような経験や、ひねくれた言い方をしてるわけではありません
学生生活、社会生活の中で普通に過ごしている状態で、です
おそらくそういう方達は、
自分の事も好きではない
のです。
”自分の事を好き”っていうと特に若い方は”自意識過剰”をイメージしてしまうかも知れませんが・・・
それとは全く別ものです。
具体的に言うと、自分の行動や言動、精神面においても肯定的、その環境や状況をひっくるめて「自分を評価」できている、という事です。
情動的な言葉を用いると「自分を愛する」という解釈もできます
自分を愛せないという事は「人を愛する」ということにつなげる事はできません
そして、自分を愛せないということは愛情をあまり受けて来なかった事も関係してきます
つまり、親からの愛情が乏しかったひと。
受けた愛情があまり感じられなかったが為に自分も振りまく事ができないという事です
まず、自分を大切にするところから始めます
そして自分の良さ、自分の魅力を見つける練習します
自分の良さ、魅力を発見できなければ同じく他人の良さや魅力を発見できなくなってしまいます、そして他人に自分に無いものを感じたりすると素直に認められず、妬みや偏見に変わってしまう事もあります
今は”愛情がわからない”と言っても、自分で自分を愛する練習を積み、
せめて自分を好きになることです
そうすれば他人の良さ、魅力を感じる事ができ、素直に表現できるようにもなってきます
そしてそれが他人からの評価、好意、愛情にもつながっていきます
愛情を受ける練習はこれからだってできます
まずは自分を好きになるところからだと思います
どんな人にも必ずポジティブな部分はあります
それをいくつも見つけ出してあげることです
ぜひとも自分を評価して、大切のしてあげてください
そしてこれから子供を産む未来のある方には「無条件の愛」でそれを大切に育んでください
日本人は恥ずかしがらずにもっと「愛」という事を掲げ、語り合ってもいいんではないでしょうか(#^.^#)