子供の成長に必要な家族の機能3

  • 2015年5月27日
  • 2025年5月31日
  • 子育て
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子供の成長に必要な家族の機能 三番目は

 

・「生きる公式」を教える

 

 

ことです

 

生きる公式?

 

公式!?

 

この場合、「事象に対処する道筋」を”公式”としています

 

”事象”とは子供が毎日生活する上で起きている様々な現実の出来事を指します

 

もう少しストレートに言いますと

「色んな事、ものに対しての考え方のアドバイス」

 

子供は大人より初めての経験やわからない事がたくさんあります

 

そんな中でどう考えたらいいか、どう対処したらいいか、

ということを大人がある程度教える必要があります

 

「放任主義」や「何事も経験させる」はというのはあくまでも程度と質の問題です

 

公共の場で目が届かない所でずっと遊ばせている事をを放任主義と言ってみたり、

 

すべり台の一番上からジャンプしたらどうなるか?なんてこと止めずに経験させてみたりすることは、ただのほったらかしになってしまいます。。。

 

やらなくてもどうなるか分かる事はたくさんあり、大人はその線引きとアドバイスを教えて行く必要がります

 

 

具体的にいうと、

 

「学校でみんなにからかわれて、どうしていいかわからない」

 

「学校でイジメの現場を見つけてしまったんだけどその場がどうしていいかわからない」

 

「朝早く起きたくても起きられない」

 

「勉強の方法がわからない」

 

「好きな人と仲良くしたいけどどうしたら・・」

 

などなど”受け止め”にも関係しますがアドバイスが必要な事もたくさんあります

 

あまり大人が先回りしてあれやこれやと言わず、子供がある程度経験してきた中で子供が声を発してきたときがチャンスになります

 

あとは共通して良いタイミングとなるのが「風呂」と「布団に入った時」です

 

風呂ではさすがに普通はTVを観たりゲームを持ち込んだりしません、子供もスッキリのんびりした気分でいますので「聞く耳」が発生しています

 

布団に入って電気を消した時も子供も多少の考え事はします、
次の日の事を考えボソッと学校のグチをこぼしたり、
その日あったイヤな事を思い出したり、
子供も大人同様夜はネガティブ思考になります、
「早く目をつぶって寝な!」なんて言わずに、
そっとアドバイスを与えてあげることで安心に近づいて眠る事ができます

 

そしてまた、これらのフォローも無く”経験のみ”で成長していった場合、
社会との関わりを持ってきたとき経験しなくて良い事も経験してしまうようになってしまいます・・

 

人、事、物の関わりあいにおいて、軽いトラウマ(心的外傷)の一つや二つならまだ良いのですが、依存度の高すぎる人間との関わり、非行、薬物使用、犯罪にまで至ってしまう恐れがあります

 

「公式」とは導き方です

 

けっして 問題に対する答え ではありません

 

 

生きる知恵 とでもいいましょうか、

 

生きるための公式

 

をぜひとも教えてあげていただきたいと思います。

 

 

<次回 【教育】>