世の中には色んな悩みがあります
自分が頑張れば解決できる悩み
環境を変える事で解決する悩み
程度ですがお金を出せば解決する悩み・・・
ただ、どうすることもできない悩み、もあります。
例えば、一生治る見込みのない病気になってしまった
とうてい返す事のできない借金をしてしまった
嫁姑問題。。。
人によって違うかもしれませんが
自分では取り除くことのできない悩みで行き詰まってしまった場合に、出来る事があります。
それは・・・
「相談をする」という事です。
相談?
誰にですか?
医者ですか?
暮らしの相談室ですか?
親ですか?
・・・・。
自分が相談しやすい人でいいと思います。
相談して解決出来る事ならこんなに悩んだりしません、無駄じゃないですか?
確かに問題自体は解決しません、
ただ、相談する、誰かに話す事で心理的ストレスが軽減されます
問題に直面している本人が、なぜ辛いかと言うと解決できない事はもちろん、それによってかかってくる大きなストレス、心理的不安に苛(さいな)まされています
問題よりもむしろ「不安」に行き詰まっている事も考えられます
相談しても解決しないという事で片づけてしまい、自分で全部背負い込んでしまう方は、どんどんそれを大きくしてしまいます
それを支え切れる精神力でもあればよいのですが自分ではなかなか気がつきません
結果、はじめから変わらない問題自体よりも大きくなり続けてしまった「不安」に押し潰される事になってしまいます。。。
問題自体と心理的ストレスは同化している様に思いますが切り離す事ができます
ちょうど同じ問題を抱えている人でも、笑って過ごしている人もいれば、家から一歩も出ることができず常に大きな不安に怯えている人もいます
その違いはまさしく心理的ストレスです。
口に出して誰かに話す、
言語情報として発信する事で脳の働きが感情領域から離れ、冷静になる事ができます
冷静になって対処を続けていけば、もしかしたら解決方法が見つかるかもしれません、
少なくとも可能性は出てきます
誰にも話したくない内容かもしれません
弱い自分を見せたくないかもしれません
恥ずかしいかもしれません
だけど1人で強く生きられる人なんていません、
人間恥じをかく事で成長もしていけます、
また、同じ境遇の人はどこかに必ず居ます、もしもそんな人とつながる事ができて共感しあえる事ができたのなら、なおのことストレスは緩和します。
もちろん行き詰まる前でもいいです、行き詰まってからでも遅くはありません
何人でも構いません
近くの誰かに「相談」してみて下さい。
そして、もしあなたが相談される側の人だとしても
「俺(私)に相談されても困る」
なんてセリフは言わないであげてください。。
次回 打ち出の小づち【ピンチを楽しむ方法。】