今回は誤字・脱字について
です。
普段色々な人のブログを読んだり、Facebook投稿の文章を読んだりしている中で感じる事があります
「この人よく推敲(すいこう)していて感心するなぁ・・・」
※推敲/一度書いた文章をじっくり読み直して、
おかしな所、悪い所がないかを客観的に拾い上げ、直す作業のこと
逆に 「せっかく良い事書いてるのに、惜しいなぁ・・・」
と、誤字・脱字を見つける事もあります
アラ探しなどしているつもりはありませんが、違和感があるのでそこで読むのが止まってしまいます。
そんな誤字・脱字について、
・どんなマイナス効果があるのか?
・なぜ起きるのか?
・どう気をつければ良いのか?
を調べて整理してみました( `ー´)ノ
まず、誤字・脱字にはどんなマイナス効果があるのか?
誤字・脱字があると、理解しづらい文になったり、間違った意味に捉えてしまうことがあります
簡単なコメントや、チャット・LINEなどのプライベートなやりとりのなかではそんなに気にする事はないと思いますが
公文書や契約書などに誤字・脱字があった場合、信用はガタ落ちしてしまいます。
ビジネスレターやホームページ、宣伝目的や販売促進ツールとして最近多く活用されるようになったブログ等にも誤字・脱字があった場合、「信頼度が平均2割程度落ちる」とありました
仕事の取引や、お客様に出すダイレクトメールや年賀状も相手をがっかりさせてしまいます
宣伝ツールの中にも誤字・脱字があると内容が正しく伝らわなかったり、信頼度が少し落ちてしまうのは確かです
誤字・脱字を こう表現している記事もありました
「たまご焼きに混入した殻」
なるほどなぁ。
これなら誰でもわかると思うし、”殻”の大きさを変えてイメージしてみると、程度として把握できます
たまご焼きに入っている殻も、ほんの2ミリくらいのものから1センチ級までさまざまですが、せっかく美味しく食べている途中で突然「ジャリッ!」
・・・腹は立ちませんが、ちゃんと確かめてるのかな~?と感じます
お店で出てきた場合は他の色んな所まで疑いが生じてしまいますよね
また、最近ではスマホの普及やそれに関連するツールの開発もあり、お客様とのやりとりも電子文字で行う機会が増えてきました
対面して会話しているのとは違い、文面から受ける印象が全てになります
撲滅することはかないませんが、できるだけ誤字・脱字が無いように心がけ、相手に自分の気持ちまでちゃんと伝わるようにしたいですね(^^)
なぜ、誤字や脱字になるのか?また修正できていないのか?
・言葉に対して間違った認識をしている、半信半疑のまま言葉を使う
・言葉の言い回しや文脈に対する違和感、「は」や「わ」の違い、「ず」や「づ」の違い、語彙力不足や知識不足
・PC/スマホなど、予測変換機能に対しての油断や単なる操作ミス
・身体的要因(老眼や弱視、文字を書きづらい・打ちづらい)
・「せっかち」、「いいかげん」、などの性質により確認を怠る
・心理的要因(確かめたつもりや自分は大丈夫という驕り、また早く終わらせて離れたい)
他にもたくさんありそうですが、まず誰にでも起こりうる事ですね
いかにきちんとした推敲をできるか、にかかっていると思います。
そして誤字・脱字を無くすためのコツです
1、書いた文章を音読する
これを基本的な方法にすると良いと思います、多くの人が勧めています
2、プリントアウトして確認
この方法も効果的ですが、そんなにちょいちょいプリントアウトしていられませんので、ビジネス向けの文書で最終チェックしたい時など良いかもしれません
3、後でチェックする
一時間以上空けた後にチェックする、余裕があれば翌日にも再度チェック
誤字や脱字の発見だけでなく、文章自体をフラットな状態でチェックし直すことができ、前日仕上がった文章でも直したくなる部分が不思議と見つかります
4、プレビューチェック
これは私が一番多く行っている方法で、ブログなどの場合、編集画面よりもプレビュー表示から確認、音読したほうが見つけやすいです
5、疑ってかかる
方法と言うか、心理的盲点を無くします
自分の書いた文章だと、どうしても”わかったつもり”、”書いたつもり”現象が起き、誤字・脱字があったとしても見過ごしやすくなっています、それを誤字・脱字がある前提と意識する事で、注意深くチェックを進める事ができます
※近年、私たちの身近な文章作成といえば、メールやチャット、SNSなどのコメントや投稿、ブログを活用されている方も多く、電子文字が本当に多くなっています
確かに便利ではありますが、直筆から感じる個性や印象が少なくなっていることは、
いささかやるせない感じもいたします
これは個人的見解ですが、「性格」というものがやはり文面の特徴に大きく関わっている事が否めません、大切な”人間性”が形として表れることでもある と言えます
ほんの一行の文でも読み返す習慣をつけることで、関わっていく人との信頼にもつながります。