美容室のシャンプーで「力抜いて」と言われる理由とコツ

ちょっとしたお話

シャンプー中に「力抜いて」って言われるけど、あれ難しいですよね

ー3分くらいで読めますー

美容室のシャンプー台で、

「首の力を抜いてください」
「首を楽にしていただいて大丈夫ですよー」

なんて言われること、あると思います。
…しかも何回も(-_-)

実は、首の力を抜くのって、そう簡単なことではありません。

まずは美容師目線で

シャンプー台のタイプにもよりますが、
特に後ろに立つタイプの場合は、頭の重さを利用しています。

首と手を密着させることで、
お湯が首を伝って服が濡れるのを防いでいます。

カラーのシャンプーのときは、なおさら失敗できません。

また、耳の後ろを流すときに首を傾けてしまうと、
逆に耳にお湯が入りやすくなってしまいます。

なので本音を言うと、
完全に、力を抜いていただけると助かります。

ただし、すべてのケースでそうとも限りません。

華奢な女性美容師や、年配の美容師にとっては、
頭を支えるのが大変な場合もあります。

とはいえ、基本的には委ねてもらえると、
とてもやりやすくなります。

これはちょっと危ないです

自分で頭を持ち上げて、
一番高い位置で急に力を抜いてしまうパターン。

これは正直、ヒヤッとします(^_^;)

子どもにはよく、

「はい、死んだふりしてー」w

と言いますが、あれが一番やりやすい状態です。

基本は「何もしない」で大丈夫です。

眠ってしまってもまったく問題ありません(^^)
むしろその状態こそ理想的。

お客さん側の事情

よく聞くのが、

「なんか知らないけど力入っちゃうんですよ」

…そうなんです、難しいんです。

首はとても大事な部分なので、
本能的に守ろうとしてしまいます。

その状態で頭を預けるのは、
思っている以上にハードルが高いです。

初めてのお店だと、なおさらですよね。

また、気を遣っていただいているケースも多いです。

「頭重くて悪いから手伝おう」
「こっち向いた方がいいかな」

そういった優しさからの行動です。

そして、物理的な理由もあります。

ポジションが合わなかったり、
首に違和感や痛みがある場合です。

その場合は無理をせず、事前に伝えてください。

力を抜くコツ

まず、お腹まわりの力を抜きます。

次に「鎖骨を下げる」イメージをしてみてください。

首ではなく、鎖骨を下げる意識です。
すると自然と肩から首にかけて力が抜けます。

抜けたと感じたら、あとは何もしなくてOKです。

そのまま眠っていただいても大丈夫です(^^)

人それぞれ骨格も違いますし、
完全に合うシャンプー台はなかなかありません。

だからこそ美容師側も、
リラックスできるよう工夫していきたいと思います。