就職活動がつらい

「就職活動」

 

大変ですよね、希望する会社に入社できる方はほんの一部のようです。

 

大学生になれば学部や学科を選んでいることもあり、就職希望先の見当もつきそうですが、高校生の時点でやりたいことがハッキリしている人は半分にも満たないという調査結果もあります。

 

そんな就職活動についてショッキングなニュースがあることをご存知でしょうか。。。

 

就活自殺、です
《討論:なぜ若者は就活に失敗して自殺をしてしまうのか》

 

なんだそれ・・・と思ったんですが、就職活動を苦に自殺までしてしまうという事です

 

昨年だけで大学生を中心に150人もの方が就職ができない事を理由に命を絶っています

 

私の同世代の死因第一位が自殺という事に続き、ショックでした。

 

正直「なんでそのぐらいで?」って思う方はいるかもしれませんが、人間にとっての本質となる部分を否定される、割り切って考える事ができないと一番悲しい思いをしなければならなくなってしまいます

 

どういうことかと言うと、面接に落ち、内定がもらえないと言う事は

 

「自分は拒否された」→「自分は必要ない」

 

意識と無意識、両方にすりこまれてしまいます

 

それが通常の場合、数回程度なら仕方ないと思って済むかもしれません

 

また内定が決まった時点でそのモヤモヤも解消されます

 

ところが10回や20回の拒否ではなく、

 

50や60、100社を超える試験に落とされ続ける方もいます

 

今までの学生生活の中では耐性もついておらず、経験の少ない若い方の心境としては

 

「あなたは必要ありません。」

「あなたを必要としません。」

・・・・・・「あなたという人間は必要ありません。」

 

いつの間にかこんな解釈にかわってしまいます

 

気力・体力ともに減り、その後も何十回も同じ思いをさせられる事になってしまうのです

 

人間の本質的な部分、「貢献感」というものを得るチャンスを一切あたえられず、スタートを切る事すら許してくれない状況にどんどん深く陥ってしまう事になります

 

どこの会社であろうと”人間自体を否定した”会社など一社も無いハズです

 

苦渋の決断を下した会社だって

ほんの紙一重の差で

土壇場で事情が変わった会社だって

偏見だって普通にあることです

面接官の機嫌がただ悪かっただけかもしれません

志望動機が会社の趣旨に合わなかっただけかもしれません

 

逆に断っていただいて良かった会社だってきっとあります

 

誰も、受けに来た人の「人間性」を評価することなんてできないと思います

 

 

面接をした回数だけ各会社の形態や役職(面接官)の人柄を知ることができ、

複雑な人間関係の待ち構えている会社勤めを始める前に、精神力を鍛えられる事にもなります。

 

もう一つ言い方を変えると、その会社に断られる事をネガティブに捉える事はありません

 

入社してから後悔している方もかなりの確率でいるので、当然こっちから願い下げすることだってあります

 

それが「良いか悪いか」なんて誰にもわかりません。

 

 

早く内定をもらって気持ちを切り替えたいのもわかります

 

親も心配してくれているし早く安心をさせたい気持ちもわかります

 

周りの知人もどんどん内定をもらったりしているのであせる気持ちもわかります

 

もしも希望する会社のタイミングをのがし、就活自体にも行き詰ってしまったらセブンイレブンでアルバイトも全然良いのではないでしょうか

 

「なぜセブンイレブンでバイトすると3ヶ月で経営学を語れるのか?」

を読んでからバイトすれば下手な会社に就職するより何倍も社会勉強になります

 

また、新しい目標ができたり再び就職活動をはじめるための良い充電期間となるかも知れません。

 

コンビニの店員さんからはじめてビッグになった人もたくさんいます。

 

 

”希望する会社になかなか入れない期間”という一つの事柄自分自身の長くて広くて希望だらけの人生の中で、一体どれだけの比重を占めているか・・・

 

そんな人生の全てより重たいわけはありません。。。

 

 

「就職」を達成させる

 

日本は目標を持っていない人の割合の方が多い国です、

その中で具体的でポジティブな目標があるじゃないですか。

 

 

その次にはまた新しい目標が待っています。

 

自分の意思、自分の足で活動を続けているのですから無駄な事は一つもありません、

 

 

どうか、目標に向かって堂々と、歩みを進めて下さい。

 

 

 

銚子

 

次回 打ち出の小づち【継続する秘訣。】